Home > これからスタート、投資生活!投資の初心者が選ぶ投資手段とは!?

不動産投資(REIT)とは

株やFXなどとあわせ、金融商品の中でも人気がある投資先のひとつがREIT(不動産投資信託:Real Estate Investment Trust)。正式名称の通り「”不動産”を対象とした”投資信託”」です。今回の記事ではREITという商品の特徴について詳しく見ていきます。

■REITの特徴やリスクは?

REITは通常の投資信託と同様、個人顧客から集めた資金をオフィスビルやマンションなどの不動産に投資・運用して分配金利回りを得る、という特性を持っています。J-REIT(Jリート)も似た意味を持ち、アメリカ発のREITと区別するというかたちでJapanのJを付けています。
REITをファンドとして買うことも可能ですが、ETF(上場型投資信託)のかたちで購入をすることも出来ます。REIT指数に連動するETF一覧についてはこちらをご覧ください。

REIT指数連動型ETF(東証) (出典:不動産投信情報ポータル)



こういったかたちで売買を行うことも可能であるため、実際の不動産投資で家賃収入を得る場合と比べ、より簡単に投資を行えることがREITのメリットの1つです。更に株式という形態で取引するので、不動産より流動性が高いというのも利点です。

REITの特徴としては、2016年1月に公表された日銀のマイナス金利政策以降、(長期金利が低下し国債の魅力が低くなっていく中で)相対的に利回りが大きい商品として注目を集めている、という点が挙げられるでしょう。また、多くの会社が1年を4セグメントで分け業績発表を行っているのに対し、多くのREITの決算は6か月ごと(1年に2回)であることが多いです。不動産市場は市場の雰囲気が分かりづらく、その透明性に不鮮明な部分があるのですが、REITの場合は決算発表を行っているため、概況について詳しく知ることが可能です。

また、他の金融商品にないREITのリスクとしては、不動産市場の不調によるものや、地震などの天災によるものが挙げられます。また、途中解約の出来ないクローズドエンド型という商品の性質を持っており、場合によっては売りたいときに売ることが出来ない、という点も挙げられるでしょう。

■REITの配当利回りは?

REITの形態にも様々な種類があり、その性質によって配当金も異なります。利回りについても不動産投信情報ポータルで確認することが出来ます。
利回り一覧(出典:不動産投信情報ポータル)



2016年8月現在では2%~6%の配当利回りがあり、日経平均株価の平均配当利回りの2%弱と比べると多めであると言えるでしょう。多くの金融商品の中で、ミドルリスク・ミドルリターンと言われているのも納得出来ると思います。

■REITの投資対象としての評価

REITは突き詰めれば間接的に不動産投資を行っていることと同じですし、その配当利回りには魅力があると言えますが、やはり上記のようなリスクや投資信託ならではの危険性があることは否めません。
また、先ほども書いたとおりREITもETFとして東証に上場していますが、2016年7月29日に発表された追加緩和のETFの買い入れ枠増額の中には入っていなかったないことから大きく下落。加えて長期金利に反比例して動く性質を持つため、金融政策と密に絡んでいる商品であると言えます。将来の政策で不動産投資が活発になるようなことがあれば、より良い評価を受けなおすこととなるでしょう。
アベノミクスと黒田日銀が掲げる「物価2%上昇目標」が進んでいけば、不動産価値も当然上がることになりますから、投資対象としては良いものとなるでしょう。インフレに強いのが不動産やREITの特徴ですから、ヘッジとしてポートフォリオに組むことも可能です。

以上がREITの特徴やメリットデメリットですが、他の商品と組み合わせて投資を行っていくことが効果的な商品であると言えます。また、不動産株のような類似商品と比較しつつ相場の概況を理解して投資を行っていく必要があるでしょう。

Page top